BELLグループ
ベル・ホールディングス株式会社
BELLグループの経営戦略策定および経営管理に取り組む。進化し続けるテクノロジーとイノベーションを追求し、少子高齢化・災害対策などの日本の社会課題解決に向けて積極的な活動を展開。さまざまなステークホルダーの方々との共創を通してBELLグループのパーパス「技術探険と共創で、社会に安心を届ける」の実現に向けたグループ経営を推進しています。
ベル・データ株式会社
1991年に設立後、インフラストラクチャー インテグレーター事業やシステムインテグレーター事業、クラウド・アウトソーシング事業、情報提供サービスなどを展開。これまで蓄積してきたテクノロジーをもって中堅・中小企業のビジネス上の課題に対するソリューションを提供しています。3000社を超えるお客様との取引を通じて培われた技術力やサポート力を基盤に、最高のI Tソリューションインテグレーターが課題を解決し、企業の成長を支援。BELLグループのパーパスおよびプロミスにもとづいた誠実な姿勢で事業活動を展開しています。
IBMi事業やITインフラ、データセンター事業、IT機器全般のレンタル事業、アプリケーション事業、防災事業などを手がけているBELLグループは、「技術探索と共創で、社会に安心を届ける」というパーパス(存在意義)を掲げ、社内外への浸透を目指す自社ブランディングの取り組みを行っています。
2023年には、グループ全体のブランディング発信のプラットフォームとしてベル・ホールディングス様のコーポレートサイトを刷新。それに伴うサイトコンテンツの拡充を検討されたいとのことでした。
今回の取り組みの主な要件は、以下の通りです。
これらの要件を満たすコンテンツ制作が可能な外部パートナーとして、「企画力があり、取材対応が可能な企業」を探しており、ファングリーへお問い合わせをいただきました。
ご相談の内容を受けて、当社はコンテンツの企画制作および各拠点の取材・撮影対応が可能な体制を整えてご提案しました。
今回のコンテンツを企画する上で肝となったのが、「サービス導入事例」との差別化の方法でした。
もともとグループ会社のベル・データ株式会社様のサイトには多数のサービス導入事例が掲載されており、今回新たに制作するコンテンツで取り扱いたいプロジェクトが導入事例と重複するケースもありました。
そのためBELLグループ様との打ち合わせを重ねた上で、以下のようにコンテンツの切り口や構成などの方向性を定め、サービス導入事例との差別化を図る方法をご提案しました。
これらの方向性を踏まえて、大テーマとなる「共創」「技術探検」それぞれのコンセプトを以下の通りに定義し、コンテンツの制作を行いました。
「共創」
「Honest」&「Proactive」というパーソナリティを発揮し、お客様やパートナー、企業、団体、政府、地域コミュニティなど、さまざまなレベルの組織と連携・協業することで、「共に課題を解決する」「共によりよいものを創り出していく」ことであり、上記アクター(私たちの共創相手)とお互い技術・知見・経験・ネットワークを共有し、組み合わせることによって
・一緒に既存サービス・商品の改善すること
・一緒に新しいアイデアや新しいビジネスの創出すること
・一緒に社会課題解決に繋がる事業・活動を行うこと
を示す。
「技術探検」
BELLが持っている技術を使いつつ、足りない技術を探すこと、必要な技術を選び抜く、必要な技術を作る・組み合わせること、経験のない領域にワクワクして入り込んでチャレンジしていくこと、既成の枠にとらわれないからこと、そしてこういった「技術探険」を通じて、お客様では満たしきれない技術を埋めていくことを示す。
取材対象者にはシステムエンジニアなどの専門職種に従事する方が多く、扱うテーマも情報インフラ整備や業務システム導入といったIT分野の専門性が求められる内容でした。そのため、当社の編集者がBELLグループ様のご担当者にヒアリングを行い、提供サービスについて理解を深めた上で取材内容の精度を詰めていきました。
取材当日はライティングを担当する編集者とカメラマンの2名体制で都内の本社や地方の各拠点へ伺い、すべてオフラインでの取材・撮影を行っています。
取材後は企画段階で定めたコンセプトやトンマナに沿って、原稿を作成。専門用語も多く飛び交う内容であったため、なるべくわかりやすく表現することを心がけて、品質を重視した原稿に仕上げています。
共創ストーリー
BELLグループ様の社員とお客様の「共創」の取り組みを取材しました。神奈川県の山下埠頭にあるお客様の作業所や、岡山県に本社を構えるお客様もとへ取材にうかがいました。
技術探検ストーリー
BELLグループ様の社員の方々へ取材を行いました。普段はデータセンターで勤務してシステム保守、構築、監視、ハウジングのサービス提供等を担当されているエンジニアや、中堅中小企業の事業継続をインフラ面から支えることを目指し、ITプロフェッショナルとして伴走支援、または最適な施策・環境を提案するパワーシステム・エバンジェリストなどに技術探検の取り組みについて伺いました。
――ファングリーへのご依頼、追加発注の決め手は何でしたか?
Bellグループ様:
きっかけは当グループホームページのリニューアルを担当してくださった制作会社様からの紹介でした。ファーストコンタクトの時点で、当社の要件を汲み取ってくださり、様々なアイデアを出してくださったので「長くお付き合いできるパートナー」になり得るのではと感じ、依頼させていただきました。
今回の依頼は当社としても初の試みなので、進めながら度々仕様変更のお願いをさせていただいたのですが、その都度柔軟に対応いただいており、とても感謝しています。
現在は複数のインタビュー記事を制作いただき、その出来栄えに大変満足しています。これからも「共創のパートナー」として長くお付き合いできればと思っております。
――当社のコンテンツ品質や対応面をどのように評価されていますか?
Bellグループ様:
大変満足しています。当社のこと、そして業界のことをとても良く調べて下さっており、初稿の段階でも読み応えのある品質で提供くださっていると思います。対応面においてもコミュニケーションもスムーズで、スピード感も申し分ありません。
――記事公開後の評判など、実感されている効果はありますか?
Bellグループ様:
インタビューを受けた社員からは、モチベーション向上につながったとメッセージをもらっています。また社内SNSにも投稿していますが、とても評判がよく、多くの「いいね!」をもらいました。社外からも、インタビュー内容に関する問い合わせも入り始めており、評判は上々です。
――今後、解決したいメディアの課題はありますか?
Bellグループ様:
より多くの方に記事を届けたいと思っており、その施策に関して相談させていただきたいと思っております。
最初にご相談いただいた際、BELLグループ様のブランディングの根幹となるコンテンツ制作ということで深い企業理解が必要だと感じました。BELLグループ様にもご協力いただきながら、本プロジェクトに関わるメンバー一同、BELLグループ様の事業やサービスの理解を深めながら制作に臨めたと思っています。
ご担当者様より、記事掲載後にサイトへのアクセス数の増加や、記事をきっかけに追加受注があったこと、さらにはインタビュイーのモチベーションの向上効果があったというご報告を受け、大変光栄に存じます。
これまで「共創」「技術探検」の2つのテーマで、合計5つのコンテンツ制作を支援させていただきましたが、BELLグループ様のブランド発信に貢献できるよう、引き続き尽力してまいります。