有限会社岩元空調
神奈川県大和市に拠点を置き、東京を中心に関東全域の各種ダクト工事を行う事業者です。ダクトの設計から製造、施工、修理までワンストップで対応できるのが強み。豊富な経験と実績を持つ専門会社ならではの高品質なサービスで、お客様に安心と信頼のダクト工事を提供しています。
公式サイト:https://www.i-kuucyou.co.jp/
ダクトの総合情報メディア:https://www.ductya.com/
ファングリーの前身であるフリーセル(現:ブランディングテクノロジー)において、2009年より岩元空調様のオウンドメディアおよびSEO記事制作のご支援が始まりました。当時は「オウンドメディア」自体の社会的な認知度が低い中で、集客の新しい取り組みとしてオウンドメディアを構築しました。
運用から数年が経ち、セッション数や問い合わせ数などが順調に伸びたところで、2019年頃に一度運用を休止し、様子を見ることに。
2023年頃に改めてオウンドメディアのデータや状況を確認すると、セッション数や問い合わせ数などの数値が落ち始めていたため、改めて新体制・新しい方針でコンテンツ制作の運用を開始しました。
本プロジェクトにおけるコンテンツ制作のフェーズは2つに分かれています。
フェーズ1では、最初の1ヶ月で初期設計として既存記事を整理した上でキーワードカテゴリマップを作成。これらの初期設計をもとに、リライトする記事と新規記事の対策キーワードを選定しました。
6~11月の半年間は、毎月1本の新規記事制作と2本の既存記事リライトを実施。新規記事制作と既存記事リライトにおいて、構成案作成とライティング、原稿編集、入稿・公開作業まですべてファングリーで対応しました。
フェーズ1の完了後、2024年3月に再度コンテンツ制作における課題を岩元空調様へヒアリング。フェーズ1で実施したコンテンツ制作の結果、オウンドメディア経由での問い合わせが増加したことから今後もコンテンツ制作を続けたいとのご要望を受け、フェーズ2として新規記事制作・既存記事リライトを継続することになりました。
フェーズ1と同様に、構成案作成とライティング、原稿編集、入稿・公開作業まですべてファングリーで対応。また、新規記事制作と既存記事リライトに加えて、Google Analytics 4やGoogle Search ConsoleとLooker Studioを連携したダッシュボードの構築・運用も実施しています。
なお、このときにコーポレートサイトとオウンドメディアのリニューアルについてもご依頼いただきました。
初期設計の作業内容としては、以下のとおりです。
既存記事の整理では、約100本の既存記事にそれぞれ対策キーワードを設定し、設定したキーワードにおける現在の順位とPV数を確認しました。既存記事を整理した上で、キーワードカテゴリマップを作成してユーザーのフェーズやニーズを可視化。
2025年3月現在、7本の新規記事を作成しました。
そのうち、5記事は以下のとおり1~2位、もしくは強調スニペットに表示されています(2025年3月11日時点)。
▼新規記事制作の成果
※各キーワード横の括弧内の数字は月間検索数
また、2025年3月現在で38本の既存記事をリライトしました。
そのうち、1~3位にランクインした記事は以下のとおりです(2025年3月11日時点)。
▼既存記事リライトの成果
※各キーワード横の括弧内の数字は月間検索数
Google Analytics 4(GA4)やGoogle Search Consoleなどの解析ツールのデータをLooker Studioと連携してダッシュボード化。セッション数やコンバージョン数などを分かりやすく一覧化しています。
▼当月と前月および前年同月との比較
▼流入経路の比較
▼ユーザー属性の比較
>>排気ファンとは?給気ファンとの違いや設置するメリット、種類を紹介
>>ダクトスペースの役割は?設置場所や設置時の注意点についても解説!
>>自然換気にはどのような種類がある?機械換気との違いやメリットを紹介
――ファングリーへSEO記事制作を依頼された決め手を教えてください。
最初の打ち合わせでの提案がとても丁寧だったことと、コンテンツ制作の実績が豊富であることから、信頼できる会社だと思い依頼を決めました。
――当社のコンテンツ品質や対応面をどのように評価されていますか?
これまで制作してくださった記事の大部分で安定的に検索上位表示を実現できているため、安心してコンテンツ制作を任せられると感じております。
本プロジェクトでは、フェーズ1からフェーズ2にかけて初期設計から執筆、投稿までSEO記事制作にかかわる作業を一貫して担当し、成果につなげることができました。とくに検索上位表示を達成した記事の割合が高く、オウンドメディアの価値向上に貢献できた点は大きな成果です。
また、フェーズ2で構築したダッシュボードによってオウンドメディアの数値データを分かりやすく可視化したことで、より戦略的なコンテンツ運用が可能になりました。コンテンツ制作だけでなくメディア全体の成長を支える体制を築けたことは、今後の運用にも大きな強みとなるでしょう。
引き続き、変化する検索環境やユーザーニーズに柔軟に対応しながら、より価値のあるコンテンツ提供を目指してまいります。