株式会社杉本商店
宮崎県・高千穂郷にて、原木露地栽培にこだわった無農薬の干ししいたけの販売を行っています。約600軒の生産者から直接集荷しているため、「生産者の顔が見える」しいたけとして国内はもちろん海外にもファンが多く、その品質が高く評価されています。
杉本商店様は、公式サイトとオウンドメディア(レシピサイト)の2つを運営されています。これらのサイトの管理・更新業務を代表者様が自ら行っていたため、圧倒的なリソース不足によって更新が停滞していたことから、解決策を検討していらっしゃいました。
また、サイトの読み込みスピードが非常に遅く、ユーザビリティが低い点も大きな課題でした。杉本商店様の干ししいたけは海外のファンも多いため、特に海外からのアクセスにおける読み込みスピードについては早急に改善が必要でした。
なお、今回のサイトリニューアルは、中小企業庁によるJAPANブランド育成支援等事業費補助金(特別枠)を活用して実施されました。
サイトの構築にはシックス・アパート社のMovable Typeを導入し、ページ読み込み速度の改善を図りました。プラグイン等のサポートが少なく、WordPressによるサイト構築に比べると自由度の高い拡張は望めないものの、かえってシンプルな機能性が最小限のリソースで効率よくサイトを運営していくうえではメリットでもありました。
特にマーケティング施策として有効なレシピコンテンツは、Movable Typeの導入によって更新がしやすくなり、積極的な情報発信を可能にしました。
杉本商店様は「品質にこだわった高千穂郷産の干ししいたけ」という商品ブランドを確立している一方で、そうした魅力がサイトに反映しきれていなかったため、実際に商品を手に取ることができないオンライン上では伝わりにくい印象がありました。
そこでサイトリニューアルにあたっては、ブランディングの観点からユーザーに付加価値を感じていただけるサイトデザインをご提案。栽培環境や生産工程の写真画像をダイナミックに配置することで、ブランドイメージを高めるサイトへとリニューアルしました。
公式サイト、レシピサイトともに日本語版だけでなく、海外への販路拡大を目的とした英語版も制作しました。
ファングリーは、ブランディングや集客を意識したWebサイト構築を得意としています。企業それぞれの「らしさ」を引き出すサイトデザインやコンテンツをご提案させていただきますので、サイトの新規制作・リニューアルをご検討中でしたらぜひご相談ください。