トレードシフトジャパン株式会社
世界190ヶ国200万社が利用する“B2BのFacebook”とも呼ばれている企業間取引のプラットフォーム「Tradeshift」の日本国内でのサービス提供と導入支援サービスを行っている会社です。デンマークで生まれ、米国サンフランシスコに本社を持つTradeshift Holding, Inc.の子会社として、2024年6月には創立10周年を迎えました。取引の電子化をグローバルに推進することで、世界中のすべての企業を結びつけ、すべての人に経済的機会を生み出すことを目指しています。
公式HP:https://tradeshift.com/ja/
公式ブログ(業界リーダー達の情報サイト):https://jblog.tradeshift.com/
トレードシフトジャパン様の営業代行を担う代理店様経由で、2021年3月よりファングリーとの取引を開始しました。その際は、現在もご依頼いただいている公式ブログ(業界リーダー達の情報サイト)の記事制作に加え、メルマガ制作・配信代行を請け負っていました。そして、2022年6月からはファングリーとの直契約に移行。メルマガ配信に合わせてブログ内で公開する毎月の記事制作に加え、交通広告用企業イメージ動画という「二刀流」での制作に携わっています。
ファングリーが制作したブログ公開コンテンツの累計は約40記事(2024年度までの実績)。月1本公開のため本数は多くないものの、メルマガ配信先のトレードシフトジャパン様のお客様をメインターゲットに、DX関連の近未来を想起させる前衛的な題材を毎月お届けしています。また、交通広告用企業イメージ動画に関しては、トレードシフトジャパン様との入念で綿密な企画構成をベースに動画を作成。初回の品川駅のデジタルサイネージでの掲載を皮切りに、東京メトロ、京阪神の主要駅など多岐にわたるPR・プロモーションを動画制作の面で支援しました。
記事・動画制作ともに1人の担当者がフロント対応。ライター兼動画ディレクターとして立ち回り、記事に関しては自身が執筆、動画に関してはラボ契約のパートナーの動画編集者とともに制作に従事しました。
SEO的な観点から、メディアでは定期的な複数記事の投稿が望ましいことは定石と言えます。しかし、トレードシフトジャパン様は記事確認のリソース不足という事情からブログ内での記事量産には不向きな体制でした。また、月一のメルマガ配信に合わせて最新記事を更新したいという意向からも、他のメディアにもあるような平坦な記事ではなく、トレードシフトジャパン様らしい先進的でビジネスのヒントになるような情報発信をしたいというのがご要望です。メルマガの購読者は大手企業勤務の方が多く、そうしたレイヤーの方々が欲するレベル感のコンテンツ制作が必要でした。
そのため、普段は編集者・コンテンツディレクターとして案件対応しているフロント担当者自身が執筆を担当。トレードシフトジャパン様と直接連携しているからこそ、顧客意図をもっとも汲み取れているという前提に基づいた役割配置となりました。各分野に精通した頼りになる多数のフリーランスとつながるファングリーにおいては非常に珍しいケースです。実際にブログ内で掲載しているDX関連の近未来コンテンツの一部は下記よりご覧ください。
成果物の一部(記事)
人間の体内にマイクロチップ? 身1つで電子決済ができる時代が到来
https://jblog.tradeshift.com/20240828/
AIの次はOIがバイオコンピューターを実現? オルガノイドインテリジェンスとは
https://jblog.tradeshift.com/20240514/
Chat GPTで注目のNLG(自然言語生成)とは AIが文章生成する時代の向き合い方
https://jblog.tradeshift.com/20230613/
ブログ記事制作やメルマガ配信の実績により制作面における一定の信頼をいただいていた経緯から、自社や企業間取引のプラットフォーム「Tradeshift」の知名度拡大のための交通広告用動画のプロモーションに関してもご相談をいただきました。動画制作に関してファングリーでは、ラボ契約をしているパートナーと連携して案件を進行しています。そのため、ブログ記事制作をしている担当者が動画制作に関してもフロントに立ち、パートナーの動画編集者とトレードシフトジャパン様の架け橋となることで制作に携わりました。
記事制作においてはライターとして、動画制作においては動画ディレクターとしてという、野球界のスーパースター大谷翔平もびっくりの「二刀流」での制作実施となりました(※トレードシフトジャパン様の代表は大の大谷翔平ファンです)。制作はファングリーが対応したものの、動画構成やキャッチフレーズに関しては何度もオンラインMTGを実施して内容を吟味。多くの意見交換による試行錯誤を繰り返すなど、毎回の制作で細部までこだわり抜いた動画に仕上げました。制作動画はYouTubeなどのプラットフォームにアップロードしていないので、初回の品川駅のデジタルサイネージに掲載された際の下記の動画をご確認ください(※ファングリーのInstagramより)。
成果物(動画)
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――ファングリーへの依頼の決め手を教えてください。
記事の品質がこれまで依頼した他の会社と比べて秀逸であり、この会社なら安心して任せられそうだと感じたのがファングリーさんでした。直契約を結ぶ前から結んだ後も、同じ担当者の方がずっと対応していただいているのも安心材料です。
――ファングリーの制作体制や制作物の品質についてどのように評価されていますか?
記事制作に関しては、毎回ほぼ修正なく校了できており、時々メルマガを読んでいただいているお客様から記事内容を褒められることもあります。品質面においては、他のメディアとは一線を画すコンテンツ制作をしていただいていると感じています。また、動画制作に関しても同じ担当者の方がフロントで対応していただいているので、コミュニケーションラインにおける不安もありません。ただ、動画に関してはファングリーさん側からもっとプロ視点のご提案があるとより嬉しいというのが率直な意見です(笑)。
――今後、解決したい課題はありますか?
今後も社名やプロダクトである「Tradeshift」の知名度アップのためのプロモーションに関してお力を貸していただければ幸いです。月一のブログ記事についても、毎回の内容を楽しみにしています。後は、担当者の方が多忙のようで、スケジュールは余裕を持って設定していただいています。なので遅くなりそうな場合は、遠慮なくご相談ください(笑)。
本件は、大変ありがたいことに記事執筆に関して自分を指名いただいています。最近はマルチな案件稼働が多く、自身で執筆をする機会が少なくなっていますが、トレードシフトジャパン様は数少ないライティングの場を与えてくれる貴重なお客様です。また、内容に関しては企画から執筆までファングリーの提案を尊重し信頼いただいているので、本当にクリエイター冥利に尽きます。
交通用企業イメージ動画についても、細部までこだわる姿勢に自社への情熱とブランドイメージの発信におけるプライドをまじまじと感じています。今後も末永くブログ記事や動画制作、その他マーケティング施策に携わらせていただければ幸いです。そして、コメントをいただいたようにスケジュール面でご迷惑をおかけすることもあるのですが、それを上回るクオリティを提供できるように引き続き頑張っていきます。