リブランディングプロジェクトを伴走支援
理念・想い・強みを視覚化してブランドを発信

  • Webサイト構築
  • ブランディング支援
  • ロゴ制作

株式会社 トライアッシュ

2001年に創業したシステムベンダー企業です。「想像を超える、顧客価値の創造」という企業理念のもと、ITシステムのコンサルティング・企画・構築・運用・保守などの包括的なソリューションを提供し、顧客企業のビジネス創出をサポートしています。

https://tri-ash.com/

問い合わせの経緯・ご相談内容

本案件は、エンドクライアントであるトライアッシュ様、直接の依頼主であるメイキットコープ様、そしてプランニングと制作を担当したファングリーの3社によるプロジェクトです。

トライアッシュ様とメイキットコープ様は協業関係にあり、トライアッシュ様のウェブサイト制作を依頼できるパートナーを一緒に探されていました。その中でファングリーを見つけ、メイキットコープ様からご相談いただいたのがきっかけです。

トライアッシュ様はサーバーサイドやデータベースなど、バックエンドのシステム設計・構築をメイン事業とする企業です。しかし近年は、大手家電量販店の基幹システム構築からECサイトのフロントエンドのシステム設計・構築まで対応するなど、事業領域を拡大。その過程であらためて自社の強みや事業、理念を社内外へ訴求していくことの必要性を強く実感されていました。

そういった背景もあり、メイキットコープ様がウェブサイトのリニューアルとリブランディングを提案。どちらも得意とするファングリーがパートナーとして選ばれ、戦略から提案することになりました。

ご相談内容(解決したい課題)

・フロントエンドのシステム設計・構築が可能なことを訴求したい
・システム開発委託先としての信頼感を高めたい
・お問い合わせの件数を増やしたい
・次の3つの強みを訴求して、他社との差別化を図りたい
 ①顧客の業務内容の改善も含めたシステム設計および構築ができる
 ②システム基本構想、要件定義などの上流工程から入って設計できる
 ③エンジニアによる情報・課題のキャッチアップ力、提案力が高い
・自社ブランディングを再確立したい

ご提案の流れ

トライアッシュ様と関係の深いメイキットコープ様(ホームページ)が、プロジェクト全体のコーディネーターとなり、トライアッシュ様とファングリー間のミスマッチ予防、課題・認識の擦り合わせのサポート、品質管理などを担っていただきました。

ご提案にあたっては、まずトライアッシュ様に「課題に感じていること」「目指したいビジョン」「会社の強み」「顧客が求めていること」などを細かくヒアリング。その情報を踏まえてトライアッシュ様の強みや特徴を分析し、企業文化を深堀りしながらブランドイメージを構想・再設計していきました。

特に今回は「強みの訴求」や「企業の信頼性向上」などが大きな目的としてあったため、ブランディング施策として次のソリューションをご提案しています。

ご提案したソリューション

・ウェブサイトリニューアル
・ブランドメッセージ、ミッション・ビジョン・バリュー(MVV)の制作
・ロゴ・名刺・封筒の制作

プロジェクトの体制図

主な制作の流れ

1

ディレクターによる全体設計・進行管理・情報整理

2

ライターによるブランドメッセージの言語化

3

デザイナーによるブランド可視化

1.ディレクターによる全体設計、進行管理、情報整理

ディレクターが要件定義を行い、ブランド可視化のために企業理念や代表の考えをまとめてCI設計の素材を準備。さらにトライアッシュ様へのヒアリングを重ねて方向性のすり合わせとブラッシュアップを行いました。

ブランディング案件において、各クリエイターがトライアッシュ様の想いや意図、企業の魅力を小さな情報からでも汲み取れるよう、ディレクターはデザイナーとライターが常にミーティングに参加するようにしています。実際、ミーティング中のキーワードがブランドメッセージの制作におけるヒントになりました。

また、デザイナーやライターが制作物について自らプレゼンする機会をつくることで、トライアッシュ様の理解度と納得感の向上、そして安心感にもつながったと感じています。

ウェブディレクション

ディレクターはウェブサイトのリニューアルにあたって、一連のウェブディレクションも担当。市場ニーズや競合比較などから、サイト制作にあたっては「コーポレート機能×サテライト機能」という軸を導き出し、システム会社としての強みやUSP(Unique Selling Proposition)を言語化・視覚化するための方向性を打ち出しました。

2.ライターによるブランドメッセージと「MVVP」の制作

トライアッシュ様からの要望の一つに、「会社が発信するメッセージを固めたい」というものがありました。そこでファングリーのライターをアサインし、ブランドメッセージおよび「MVV」(MISSION, VISION, VALUE)を制作することになります。

ライターはトライアッシュ様の情報を調べる中で、ブランディングを図るうえでは「MVV」はもちろん、そこで働く優秀な“人”の魅力を発信していくことが欠かせないと考えました。そこで「PERSON」についても「MVV」と共にヒアリング・制作させていただくことになり、“組織”と“人”をイメージしながら次の「MVVP」と「ブランドメッセージ」を制作し、提案しています。

MISSION

トライアッシュ様の強みに、「稼働効率アップ」「事業展開の最適化への貢献」があります。トライアッシュ様は、お客様から「導入したシステムが思った以上に便利だった」という声をよくいただいていました。ヒアリングを重ねるなかで「お客様がまだ気づいていない課題を先回りして、基準を上回る成果物を提供し解決する」というトライアッシュ様の本質的な強みが見えてきました。そういった背景から、このミッションを制作しています。

VISION

「人の動き方を定義し、組織の在り方を提案すること」を目指すトライアッシュ様は、どれだけお客様の業務効率化に貢献できたかに重点を置いています。打ち合わせの議事録から抽出したキーワードでも、特に多かったのが「効率化」という言葉です。そして効率化に欠かせない、「顧客が抱える本質的な課題の把握と解決策の提案」という上流工程にも取り組んでいらっしゃいます。そういったトライアッシュ様の姿勢をこのビジョンで表現しました。

VALUE

トライアッシュ様には、SIerとして「エクセレントカンパニー(超優良企業)」へのシステム導入を多く経験しているスタッフが多数在籍しています。エクセレントカンパニーの考え方や成功の本質を理解しており、常に柔軟な思考で変化を受け入れてきたからこそここまでの成長があります。その「超優良思考」を、より社内外に浸透させたいバリューとして掲げました。

PERSON

「The ASH」とは「The Person Who is Advanced, Smart & Honest」の略称です。「Advanced(高度な)」「Smart(賢い)」「Honest(実直な)」という単語は、ミーティングやヒアリングの記録から抽出したキーワードに基づいています。そしてThe+形容詞の形で人格化することで、トライアッシュ様で働く人(Person)の魅力を発信するメッセージとしました。

ブランドメッセージ

トライアッシュ様の社名「TRI-ASH」の「TRI-」と「Try」を掛け、PERSONの「The ASH」と掛け合わせることで、「常に先進的で知的で勤勉な人であろうとし、そしてあり続ける」というトライアッシュ様の企業姿勢を訴求しています。

3.デザイナーによるロゴ、サイトデザイン、封筒・名刺の制作

デザイナーが担当したのは、企業ロゴの制作、ウェブサイトのデザイン、名刺・封筒の制作です。デザイナーの想いとして、「新たなステージに挑むトライアッシュ様の想いをカタチにする」「社員の方々が大切にしたいと思えるロゴやブランドを」「トライアッシュ様の顧客が思わず期待を寄せてしまうビジュアルに」ということが前提にありました。

企業ロゴ

トライアッシュ様の基本姿勢である「新しいテクノロジーをキャッチアップする」をコンセプトとし、未来を感じさせるオリジナルフォントで構成。最先端の技術を提供するシステム企業としてのイメージを浸透させていく狙いがあります。

コーポレートカラーを用いた「A」の部分はトライアングルをモチーフに、単体でシンボルマークの役割も担えるよう、デザイン的な「強さ」も意識しました。さらに、「顧客価値を超えるものを提供する企業」を表現する「<(小なり)」のデザインを、「A」の左脚の部分にあしらっています。

企業ロゴはさまざまな媒体・資料などでも用いられる、企業のシンボルとも言うべき重要な役割を担います。そのため、単に印象的なデザインを意識するのではなく、しっかりと企業の姿勢や魅力、想いを込め、それを目にする人たちに感じてもらいたいと考えています。

ウェブサイト

システム設計・構築をメインの事業としていることが直感で伝わるように、基板(回路)を抽象的な幾何学模様で表現しました。ウェブサイト上でも、刷新した「A」のロゴを大きく配置して、新たなスタートを切るトライアッシュ様の姿勢を強く訴求。「トライアッシュ様らしさ」を視覚化することで、訪れたユーザーに「先端性」や「システム企業」というイメージを印象づける意図もあります。

名刺・封筒の制作

コロナ禍の影響もあり、世の中全体でテレワークやオンラインミーティングの機会が増えています。そういった状況だからこそ、対面でのやり取りを大切にしたいと考え、ロゴの刷新をアピールする一つのタッチポイントとして名刺と封筒を制作しました。それぞれトライアッシュ様のコーポレートカラーをポイントとして、ロゴが目立つようにデザイン。トライアッシュ様の新しいイメージの浸透を図ります。

お客様からいただいたメッセージ

トライアッシュ様からのメッセージ

今回携わってくださったメンバーのみなさん、優秀な方ばかりでプロジェクトの開始から今日に至るまで、一抹の不安すら感じることなく過ぎていった印象です。
プロジェクトとしては一旦完了となりましたが、今後も「ああしたい、こうしたい」ということがたくさん出てくると思います。引き続き、弊社ホームページの進化にご協力お願いします。
また、弊社のお客様向けシステム構築案件でも、ぜひ今回のプロジェクトメンバーのみなさんとお仕事させていただきたいと思っています。

メイキットコープ様からのメッセージ

今回の成果物はトライアッシュの担当者をはじめ、代表にも非常に喜んでいただけました。また、弊社の代表や取締役からの評判も良かったと聞いています。私たちとしても、今後もファングリーさんと共創していきたいですね。

プロジェクトマネージャーの総括

プロジェクトの進行にあたって、「何を」「いつまでに」「どのように」制作していくのか、その手順をファングリー側がはっきりさせて共有していくことで、関係者が迷うことなくひとつのゴールに向かって進行できました。最終チェックの段階で、トライアッシュ様から“一発OK”をいただけたのも、お互いが同じ方向を向いていたからこそだと感じています。

プロジェクトにおいては、クライアントも、代理店も、制作会社も、マーケティング会社もひとつのチームです。誰か一人でも「他人事」になってしまうと、良い成果物は生まれません。そして、そのチーム作りを率先して行うのもファングリーの役目だと考え、行動してきました。

また、ブランディング案件においては情報収集と情報整理がカギを握ります。すでに公表されている情報はもちろん、人の無意識下にある情報までを拾い集めて咀嚼し、アウトプットに反映することが求められます。今回ライターやデザイナーがMTGに参加したり、議事録を使ってキーワードを抽出したりしたのも、そういった意図があったからです。そしてクライアントと密にコミュニケーションをとって認識を擦り合わせていくことで、より強固なアウトプットにつながると考えています。

まだ実現はしていませんが、さらに、メイキットコープ様と協業関係にある企業様のウェブサイト制作のご相談もいただいています。「国内でもっとも信頼できるコンテンツプロデュースカンパニー」として、お客様の期待に応えていきます。