株式会社クリーク・アンド・リバー社
1990年に創業。「プロフェッショナルの生涯価値の向上」と「クライアントの価値創造への貢献」をミッションに掲げ、映像、ゲーム、Web、広告・出版、作家、建築、AI/DX、ライフサイエンス、舞台芸術、CXO、アスリート、各分野のプロフェッショナルに特化したエージェンシー事業(派遣・紹介)、プロデュース事業(開発・請負)、ライツマネジメント事業(知的財産の企画開発・流通)を展開しています。
株式会社クリーク・アンド・リバー社:https://www.cri.co.jp/
Laboしごと
研究開発職・理学系(バイオ、化学など)に特化した求人情報サイト・転職支援サービス。クリーク・アンド・リバー社が2019年3月に立ち上げた、研究開発職・理学系(バイオ、化学など)の研究開発支援を専門とするライフサイエンス事業部が運営しています。
Laboしごと:https://laboshigoto-cri.jp/
クリーク・アンド・リバー社様とは、2021年12月よりお取引関係があります。最初のきっかけは、転職支援メディア「HIGH-FIVE」への流入増加を目的とした記事制作のご相談。サイトに掲載するSEOコンテンツの制作が対応可能なパートナー企業を探しており、コンテンツマーケティングや記事制作を得意とするファングリーへお問い合わせいただきました。
その時の対応面・品質面をご評価いただき、別媒体であるクリエイターのための総合情報サイト「CREATIVE VILLAGE」でのコンテンツ制作にも対応。その後、研究開発職・理系学(バイオ・化学など)に特化した求人情報・転職支援サービスメディア「Laboしごと」に関するコンテンツ制作のご相談をいただきました。
「Laboしごと」の記事制作では、バイオ・化学領域に関する知見が求められます。そのため、品質を担保する目的で記事ごとの監修者チェックをご提案しました。以前の別プロジェクトでは、SEO対策の一環として初期設計(ペルソナやカスタマージャーニーの作成)や企画(キーワード設計や構成案作成)といった上流から参画し、対応面・成果面でご満足いただけたという実績がありました。今回のプロジェクトは別部署からのご依頼でしたが、そういった点を踏まえて本件でも初期設計・企画時点からご対応することになりました。
「Laboしごと」に掲載する記事のターゲットとなるのは、現在大学や大学院で研究に取り組んでいる研究者や、すでに企業や大学、公的研究機関などで働いている研究者などです。この領域において一定のリテラシーがある方を対象としたコンテンツを発信するため、以下のフローのステップごとに両社間で内容のすり合わせを行い、丁寧に制作を進行しています。
※初回のみ①を行い、その後は各記事において②~④の対応を実施
①初期設計(ペルソナ・カスタマージャーニー作成)
本件の制作を開始するにあたり、ペルソナとカスタマージャーニーを作成。クリーク・アンド・リバー社の記事担当者様と「Laboしごと」のサイト運営担当者様に内容を確認いただき、詳細をすり合わせました。この工程を踏まえることで、ターゲットや記事の目的などをより明確にして成果物のズレを防止します。
②企画(キーワード設計・構成案作成)
各記事のキーワードを設定する際には、ペルソナとカスタマージャーニーの内容をもとに「ターゲット分類」や「どのステージをターゲットにするか」を明確にします。その上でユーザーが検索するであろうキーワードを予想しつつ、ツールを使って月間検索ボリュームを確認。記事のメインキーワードとサブキーワードを決定します。このタイミングで一度、記事制作担当者様とサイト運営担当者様にご意見をいただき、制作意図をすり合わせた上で構成案を作成します。
③ライティング、監修者チェック
選定したキーワードと構成案をもとにライティング・編集を行います。扱うのが研究開発職、バイオ・化学領域の専門的な内容となるため、記事制作時には参考にするソース選びに注意し、後工程で確認しやすいよう詳細に記載。原稿(初稿)が完成したら、テーマに明るい専門家による監修を行います。
④修正、納品
編集と監修者チェックが完了したら、クリーク・アンド・リバー社の記事制作担当者様とサイト運営担当者様による最終チェックを実施。問題がないと判断されたら納品完了です。
作成した記事において、複数のキーワードで検索上位表示が実現できたものもあります。上位表示によって、該当検索キーワードからのサイト流入が増加しました。
Google検索(2024年6月11日 時点)
など
――ファングリーへのご依頼の決め手は何でしたか?
クリーク・アンド・リバー社様:
記事の信頼性と品質担保を重視しておりましたので、バイオ領域で専門性の高い制作・監修体制を構築できる点が決め手になりました。
――当社のコンテンツ品質や対応面をどのように評価されていますか。
クリーク・アンド・リバー社様:
期待通りのコンテンツ品質と対応をいただいております。継続的に安定した成果を出していただける点に、満足しています。
――記事公開後の評判など、実感されている効果はありますか。
クリーク・アンド・リバー社様:
継続的に記事を投下し、検索上位表示も獲得していることで、サイト流入は着実に増加しています。コンテンツによる認知拡大・ブランディング効果が徐々に表れていると感じています。
「専門性が高い記事をどのように作っていくか」は、本プロジェクトの肝です。当社は研究開発職やバイオ領域、化学領域の知見を持ち合わせていないため、記事の品質を担保するには専門家の力を借りる必要がありました。テーマの難しさもあり監修者探しは難航しましたが、最終的にスケジュール調整の面も条件面(ご本人がOKでも所属先の大学・機関などから許可が下りないケースが多くありました)もクリアできる方をアサインできてよかったです。クリーク・アンド・リバー社様にもご協力をいただきながら、本件の制作に関わるメンバー一同、理解を深めながら制作に臨めたと思っています。
内容や認識をすり合わせる機会を通常プロジェクトよりも多く設けながら制作を進めている点は、当社はもちろん、クリーク・アンド・リバー社様にとっても安心材料になったのかなと思います。とはいえ、記事制作の目的はマーケティングの成果を出すことです。当社は正確なスケジュール管理や品質管理工程のディレクション、SEOに関する知見の提供などを通して流入数増加に貢献できるよう、引き続き尽力してまいります。