アークホールディングス株式会社
「地域インフラを豊かにする」というミッションを掲げ、「不動産Re活用」「福祉・介護」「アグリ・フード」「地方創生」の4つの分野での事業を展開。各部門に特化した7つのグループ会社を抱えるホールディングカンパニーです。
1989年に株式会社アークリンクとして創立され、2015年には7つのグループ会社を有するホールディングスカンパニーとして新たに舵を切ったアークホールディングス様。創立当初から一貫して行ってきた不動産の利活用をはじめ、福祉・介護やアグリ・フード、地方創生と多様な事業領域に参入し、時代の要請に応えながら成長拡大を続けてこられました。
ホールディングス化を契機にさらなる躍進と発展を見据え、採用サイトのリニューアルを検討されているとのことで、以前よりお取引の実績があった当社へお声がけをいただき、今回のリニューアルプロジェクトをお任せいただくこととなりました。
アークホールディングス様の採用サイトは年に数回、企業情報の更新などを行ってはいたものの、ほとんどサイトを立ち上げた当初の状態のままでした。企業としての転換期を迎え、採用ブランディングを刷新したいというご意向を踏まえて、デザイン性に重点を置いたリブランディングの観点でのサイトリニューアルをご提案させていただきました。
| 2022年11月中旬 | ・キックオフミーティングを実施。当社のプランナーとディレクターが参加し、プロジェクト要件や制作方針を確認 |
|---|---|
| 2023年1月中旬～2月 | ・必要なコンテンツと機能を整理。サイト要件を定める ・コンテンツの整理や導線設計を行い、サイト設計を行う |
| 2023年3月 | ・デザインのご提案 ・コピーライティング、原稿の確認 |
| 2023年4月 | ・採用サイト掲載の社員インタビューコンテンツを作成 ・各事業の掲載情報を精査。素材の調達。 |
| 2023年5月 | ・コーディング、WordPress基本構築 ・検証環境にて確認 ・SSL対応 |
| 2023年6月 | ・サイトを公開 |
今回のリニューアルにおいては、アークホールディングス様の次世代を担う人材を採用・育成していきたいという想いから、即戦力層だけに限らず、ポテンシャルを持った若手求職者に対してもアプローチをしたいとのご要望がありました。
リニューアル前の採用サイトは、会社の歴史や実績を感じさせる「堅実さ」が印象的でしたが、若年層に「アークホールディングスなら自分自身の可能性を見つけられる」というメッセージを届けるために「親しみやすさ」のあるデザインでリブランディングを図ることにしました。フラットデザインをベースに、手書き風のフォントで温かみのあるコピーを配置して、これまでのイメージを大きく刷新しています。
採用活動の強化に伴う業務負荷がかからないようにサイトの運用効率にも配慮し、シンプルで操作性に優れたWordPressをご提案しました。募集要項や新着情報などの更新頻度が高いコンテンツに関してはカスタム投稿タイプという仕様で構築することで、専門的な知識がなくても簡単に更新業務を行えるようにしました。
また、操作に関する疑問点の解消に役立てていただけるよう、サイト納品時にCMSの運用マニュアルをオリジナルで作成してお渡ししています。
――今回のプロジェクトにおいて当社の品質や対応の面をどのように評価されていますか。
非常にクオリティの高いものとなりました。特に採用ページは当社の期待値を超え、出来栄えとして素晴らしいと思っています。また、我々の対応が遅延原因となることもありましたが、完成までエスコートしてくださり、感謝しております。
何よりご担当者の西海様が素晴らしく、機微な部分も含めて非常に良くご対応いただきました。
御社と弊社の考えに差異が発生し、乗り越えないとならないハードルも多々ありましたが、西海様にうまくご調整いただき完成に向けて足並みをそろえて進むことができました。
――サイト公開後の評判など、実感されている効果はありますか。
社内での評判は非常に良く、お客様など関係者に紹介しやすいという声があがっています。実際の成果はこれからですが、外部からの評価を含めてしっかり運用していければと思います。
アークホールディングス様には専任のWebご担当者様がいらっしゃらなかったため、社内での情報展開に役立てていただける資料のご提供や、こまめなコミュニケーションでフォローさせていただきました。また、必要に応じて経営層へのプレゼンテーションに同席させていただくなど、ともにプロジェクトを進めるパートナーとして携わらせていただいたことに感謝しております。
アークホールディングス様とは、これまでさまざまなプロジェクトでご一緒させていただいていますが、今後もよりビジネスの発展につながるWeb施策の実現に貢献できましたら幸いです。