株式会社アイペック
「不動産Re活用分野」「福祉・介護分野」「アグリ・フード分野」「地方創生分野」の4事業を軸とするアークホールディングス株式会社のグループ会社。コインパーキング事業を中心に、不動産管理事業や福祉介護事業・スポーツ事業を展開しています。
SKYドローンスクール
2023年4月開校のドローン操縦士育成スクール。経験豊富な講師のもと、国土交通省公認ライセンスJUIDAの取得コースをはじめ、専門的な航空訓練カリキュラムを提供しています。
アイペック様は新規事業のSKYドローンスクール開校にあたって、無料体験講習・受講申込の窓口となるWEBサイトの立ち上げを計画されていました。SKYドローンスクールは初心者でもドローン操縦の知識と技術を学べるカリキュラムを提供し、神奈川県平塚市に広大な屋外講習施設を保有していることが特徴の一つです。同市内には他にも複数のドローンスクールが存在するため、近隣エリアで受講先を探している見込み顧客に選ばれるサイトづくりが求められていました。
そこで当社が過去に親会社のアークホールディングス様のサイト構築をご支援した実績からお声がけをいただき、このたびのサイト立ち上げもお任せいただくことになりました。
WEBサイト経由で受講申込を獲得するには、申込フォームの実装はもちろん、見込み顧客にとって受講の決め手となる適切な情報提供が必要です。競合となる近隣エリアのドローンスクールのサイトを調査・分析し、差別化を図れるコンテンツの企画と申込につなげる導線の設計を行いました。
| 2023年1月中旬 | ・キックオフミーティングを実施。当社のプランナーとディレクターが参加し、プロジェクト要件や制作方針を確認 |
|---|---|
| 2023年1月中旬～2月中旬 | ・必要なコンテンツと機能を整理。サイト要件を定める ・コンテンツの整理や導線設計を行い、サイト設計を行う ・サイトに使用する写真や動画素材の調達 |
| 2023年2月中旬～3月上旬 | ・デザインのご提案 ・コピーライティング、原稿の確認 |
| 2023年3月 | ・コーディング、WordPress基本構築 ・検証環境にて確認 |
| 2023年3月下旬 | ・サイトを公開 |
| 2023年4月 | ・SKYドローンスクール開校 |
見込み顧客に受講申込のアクション（コンバージョン）を取らせるには、受講のイメージを具体的に示し、メリットを十分に理解してもらう必要があります。そのため、CTA（※）に至るまでにどの情報をどの順番で提示するかが重要です。
SKYドローンスクールのサイトでは、コンバージョンまでの距離が縮まった適切なタイミングで申込ボタンを表示するなど、見込み顧客がスムーズにアクションを取りやすい設計を意識しています。
※CTA：Call To Action(コール トゥ アクション)の略で、「行動喚起」を意味する。WEBサイトの場合、問い合わせフォームへユーザーを誘導するボタンなどを指す。
サイトの設計段階において、アイペック様から定期的な情報発信を通して見込み顧客との接点を持ちたいとのご希望がありました。ご希望を受けて、スクールのスタッフが自発的に更新しやすいようにCMSの導入をご提案しました。今回は開発コストや運用効率などを考慮し、WordPressを導入しています。
近年、新規参入が増えているドローンスクールの集客に欠かせないのが、「なぜそのスクールなのか」という見込み顧客の判断基準となる情報（キラーコンテンツ）です。
SKYドローンスクールのサイトでは、他のスクールと比較しやすいように「選ばれる３つ理由」を定め、TOPページの上位に配置しました。同時に、判断基準が異なる見込み顧客へのフォローとして、カリキュラムや費用、アクセスなどの情報にすぐ遷移できる導線設計を行っています。
――今回のプロジェクトにおいて当社の品質や対応の面をどのように評価されていますか。
ドローンスクールという専門的な内容で未知の分野にもかかわらず、担当者の皆様の積極的な情報収集のおかげでタイムリーかつ円滑なコミュニケーションを図ることができたと感じております。また、弊社からの要望や変更に対しての素早い対応だけでなく、より良い提案を返して下さることもありとても感謝しております。
――サイト公開後の評判など、実感されている効果はありますか。
新しいサイトは直感的な導線や見やすいデザインが、お客様の潜在的なサービスの購買意欲を向上させているとともにお客様が求める情報にアクセスしやすくなり、それがサイト上でのアクションに繋がっていると感じています。
過去のお取引実績のご縁から、アイペック様の新規事業プロジェクトに携われたことを光栄に思います。ドローン分野の発展を見据えた今後の事業展望などについて熱心にご教授いただき、当社スタッフ一同も本プロジェクトにかける想いが非常に高まりました。
今後もブランディングを軸としたWeb施策の支援などを通して、アイペック様、そしてアークホールディングス様のますますの発展に貢献できましたら幸いです。