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「“脱”一斉メール」パーソナライズされた、興味・関心に合わせたコンテンツを配信しよう

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先日、とあるメルマガに登録するためにWebサイトの登録フォームから申し込みをしたのですが、申込み完了画面にたどり着いたと思ったら、またメルマガ登録を勧めるポップアップが出てきて苦笑いすることがありました。単純に何かのミスだと思うのですが、不要なものを差し出されて困ったという出来事でした。

メールにおいても、一方的に不要なものを送られて開封せずにそのままにしたり、配信解除をした経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?配信解除をされると、もうメールで情報発信をすることはできなくなります。

今回は、メールマーケティングにおける、ユーザーとの大切なタッチポイントを失わない工夫についてお話ししていきます。

メールマーケティングをはじめる前に確認したい10個のチェックポイント

不要なメールを送り続ける3つのデメリット

ユーザーにとって不要なメールを送信することが好ましくないのは一目瞭然ですが、情報発信側へのデメリットを上げてみました。

最悪、罰せられることがある

最悪、罰せられることがある

まず第一に、広告又は宣伝を目的とするメールの送信をしないように求められた場合は、その意思に反してメールの送信をしてはいけません。これは「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」で定められています。この決まりを知らずにメールを送り続けると、処罰の対象になることもあります。あらかじめメール内に配信停止ができる仕組みを用意するなどの、メール受信者への配慮が必要です。

正しいメール開封率がわからない

配信解除をしてもらえるのはまだよい方です。送信したメールがメールボックスの迷惑フォルダに入るようにされてしまうと、もう二度と受信者の目に留まることはないといっても過言ではないですが、送信側にとっては数ある送信数の一つです。迷惑フォルダのメールは受信者が「見たい」か「見たくないか」の判断さえもしないので、送信したメールの件名の興味・関心の度合いを定量的に表すメールの開封率の信頼度が低くなってしまいます。

送信側への悪い印象に繋がる

送信側への悪い印象に繋がる

「迷惑フォルダ」という名前で容易に想像はつくと思いますが、もはや「迷惑」になっています。受信側と送信側の信頼関係を損なってしまいます。

受信者の知りたい内容を把握する「パーソナライズ」を取り入れよう

パーソナライズとは、ユーザ一の属性や行動履歴に最適化された情報を提供する手法です。最適なコンテンツを最適な人に届ることができれば、嫌がられたりメールの配信解除をされてタッチポイントを失うことはなくなり、メールの開封率も上がってきます。

ただ、最初からユーザーの属性を把握することは不可能です。キャンペーンなどのコンテンツ提供のアクションはしつつ、ユーザーの反応をもとに属性を正しく把握できるCRMツールなどを用意しておく必要があります。

データ収集

パーソナライズの精度を高めるにはオンラインやオフラインの情報を収集してデータを蓄積・整理するという大変手間のかかる作業で、一朝一夕ではできません。それでもメール単体でパーソナライズの精度を高めるためにできることがあります。

送信したメールでユーザーの属性を知るためにできること

前述した通り、ユーザーへの配信解除ができる配慮をしておくべきですが、その配信解除に選択できる対象を用意しましょう。具体的には配信する内容を分類し、そのカテゴリに対する「必要」・「不要」を設定できるようにします。

全ての宣伝・広告メールを停止される前にカテゴリごとに設定を促す

この配信設定を促すことで、受信者にとっては「欲しい情報だけ受け取れる」という最適化された状態をつくることができ、送信側にとっては全ての情報発信の機会を失う可能性が低くなります。(※当然「全ての内容を配信解除する」という選択も必要です。)

受信者にとって「欲しい情報だけ受け取れる」という最適化された状態をつくる

メール配信ツール選びで注意すること

メール配信ツールには配信解除ボタンが用意されていることが多いですが、通常は全てのメールが配信解除の対象となります。カテゴリごとで配信の状況を設定できるツールなのかは、導入前に必ず確認しておきましょう。

当メディア「C-NAPS」を運営する株式会社ファングリーでは、戦略立案・プランニングからWebサイト制作、コンテンツ制作まで、さまざまなソリューションの提供を通して各種ビジネス課題の解決をお手伝いしています。まずはお気軽にお問い合わせください。

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C-NAPS(シナプス)を運営するファングリーの代表・松岡がコンテンツ界隈の方たちをゲストに迎え、「ここだけの話」を掘り下げるインタビュー企画です。

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