Shopifyの構築手順を解説

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投稿者:KAWASHIMA MITSUO

Shopifyの特徴

プラットフォーム型ECシステム「Shopify」では、豊富なAPI、カスタムアプリ、テーマ開発が可能です。それだけでなく、高度なセキュリティ、スケーラビリティ、コマース機能の統合、多言語・通貨対応、高度なアナリティクスを提供しているのも特徴。企業規模や業界に応じた柔軟性もあり、専門家がクライアントの要件に合わせてオンラインストアを構築・最適化できる強力なプラットフォームと言えるでしょう。

制作フロー

弊社では、専用の制作シートを使ってShopifyストアの構築を進めます。そのため、よりスムーズな制作進行が可能です。

ここでは、Shopifyを使ったストア開設の流れを簡単にご紹介します。

1.ディレクトリマップ作成

ECサイトの全体像を視覚化します。このフェーズでは、商品ページのほかに会社紹介ページやお知らせ、ブログを書くこともできます。

2.デザイン制作

Shopifyには「テーマ」というテンプレートがあるので、イメージに近いテーマを選べます。これにより、デザイン制作を効率的に進められるでしょう。もちろんゼロから始めることも可能ですが、制作期間が長期化し、制作費用も高くなってしまうというデメリットがあります。

3.ストア構築

デザインを元にページのテンプレートを作ったり、コンテンツを入稿したりしていきます。送料の設定やデフォルト以外の機能を追加するためには、アプリを追加・設定することも必要になります。

4.商品登録

実際に商品を登録するフェーズに移ります。スムーズに進めるため、事前に販売する商品の紹介文や写真、カテゴリなどの情報を整理しておきましょう。

5.テスト

注文・発送や問い合わせの対応など、オペレーションを含めた動作確認をし、ストア公開後のスムーズな対応ができるようにしておきましょう。

6.公開・運用

いよいよ、実際の公開に進みます。ただし、しっかりテストしたつもりでも、何かしら不都合が出てくることは少なくありません。運用しながら改善、または機能を追加してECサイトを強化していきましょう。ECサイト構築を制作会社に発注する場合は、質問や確認のための保守契約を結んでおくほうが良いでしょう。

ディレクトリマップでECサイト全体を可視化しよう

ディレクトリマップはサイトの階層構造を視覚的に表現し、ナビゲーションなどを最適化するためのツールです。ディレクトリマップを作成して情報を整理することで、各ページやセクションの関係性が理解しやすくなります。これにより、開発者やデザイナーなど関係者の認識合わせや構築作業の効率化を促進します。また、情報が整ったECサイトはユーザーの購買体験向上にも寄与するので、ユーザーとビジネスの双方に利益をもたらします。

ディレクトリマップ

弊社は、各ページのURLやメタ情報などが一目でわかるディレクトリマップの雛形を使ってECサイトを構築しています。

テーマを選ぼう

Shopifyには豊富なテーマが用意されています。テンプレートの特徴やデザインテイストなどのほか、自社が属している業界を考慮して選択してください。なお、中には有料コンテンツもあるので注意して見てみましょう。テーマはカスタマイズができるので、レイアウトや色の変更などある程度柔軟に対応することが可能です。

shopifyテーマ

ここからは、無料テーマの「DAWN」を使って実際の構築手順をご説明します。

shopifyテーマ

ページを構築しよう

Shopifyには商品ページのほかに、会社紹介などのページやお知らせやブログを投稿できる機能があります。特定商取引法ページは、個別に設定する機能もあります。

Shopifyページ構築

WYSIWYGとテンプレと機能

管理画面のWYSIWYGを使うことで、コンテンツの入稿ができます。また、個別にテンプレートを作ってセクションを追加すれば、希望のレイアウトを実現することも可能です。

WYSIWYG画面

WYSIWYG画面

 

テーマテンプレートカスタム画面

テーマテンプレートカスタム画面

メニューの登録

ヘッダーやフッターメニューも管理画面で設定可能です。並び順など、既存の設定内容を更新すればECサイトも変更されるようになっています。そのため、わざわざメニューのテンプレートを修正する必要はありません。

メニューの登録

各種設定

決済や送料、自動返信メールなど、購入から発送までのプロセスで必要な設定を行います。送料に関しては、購入金額や商品の重さなどで送料設定を変えられる機能があります。より細かく設定したい場合は、目的に合ったアプリの導入を検討しましょう。

各種設定

販売したい商品を登録しよう

商品管理メニューから商品の写真や価格、在庫数などを登録していきます。Shopifyには「コレクション」というカテゴリ機能があり、設定したカテゴリごとに商品一覧ページを自動的に作成することが可能です。

商品登録

テストで動作確認

ユーザー側・管理者側双方で、購入から発送までのテストを行います。将来運用したいクーポンやメールマーケティングなどの機能も事前に確認しておくと、スムーズにECサイト運用が行なえます。

公開と運用しながら改善を

ShopifyにはGoogle Analyticsのタグを設置できる箇所があり、分析アプリを導入することも可能です。データに基づいた改善や機能追加でECサイトを強化していきましょう。

Analyticsのタグを設置

集客対策は万全ですか?

せっかく良いECサイトを作れたとしても、ユーザーに来てもらえないと売上を立てられません。弊社はECサイトの構築だけではなく、SEO対策やLPなどの集客対策も可能です。お気軽にお問い合わせください。

 

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MITSUO KAWASHIMA

マーケティングプランナー

お気に入りのマーケティングメソッドは「インバウンドマーケティングメソドロジー」。Webディレクション、Webデザイン、フロントエンドエンジニアもやっています。ちなみにこのWebサイトも構築しました。人見知りのくせにセミナー登壇などもやったり。

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