こんにちは、マーケターのAsamiです。
ネット上に情報があふれかえっている昨今。自社をどのようにアピールしていけばいいのか悩んでいる企業も多いでしょう。
解決策のひとつとして、オウンドメディアを挙げる会社もあるかと思います。私もさまざまな企業を見る中で、オウンドメディアを活用する企業が増えてきていると実感しました。
というわけで今回は、ユーザーに届くためのコンテンツとはどういったコンテンツなのか、またそれを掲載する場所として、なぜオウンドメディアが最適なのかについてお話ししたいと思います。
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近年、多くのものがオフラインからオンラインに移行しました。実店舗で購入していた物をネットで購入できるように、塾やセミナーなどで受けられる授業もeラーニングで受講できるようになりました。また、振込などの手続きもオンラインで行えるなど、さまざまな行動がオンライン上で行えるようになっています。
今後、今まで以上にたくさんのことがオンライン上で可能となるでしょう。そんな世相を反映してか、企業もオウンドメディアを持つことが当たり前になってきました。
現在、人々は多くの時間をオンラインでの作業に費やすようになっています。このことは、前回の「企業がコンテンツマーケティングを活用する4つのメリット」でご紹介させていただいた通り。この回では、人々とメディアの接触時間が年々増えており、その中でもテレビ・新聞などのマスメディアとの接触時間は減少していることに触れました。しかしその一方で、パソコンやスマホなどのデジタル端末との接触時間が増えていることなども紹介しましたね。
オウンドメディアを持つ企業が増えてきたのには、こうした時代背景があることも覚えておきましょう。
オウンドメディアが台頭している昨今、世の中には膨大な情報があふれていることを忘れてはいけません。
つまり企業がせっかく情報発信をしても実際ユーザーに届くのはほんの一部。中には、目に触れることすらない情報もあるでしょう。
また、企業は自社の商品やサービスの購入につなげたいがために、広告のようにセールスに偏ったコンテンツを発信しがちです。そのようなコンテンツばかりでは、ユーザーが求めている情報は発信できません。ユーザーが抱えている課題を解決することすらできないでしょう。
実際、このような流れを受けてユーザーは自然とセールス色の強いコンテンツを敬遠し始めています。こうした状態の中、企業は自社のオウンドメディアにおいて、どのようなコンテンツを発信していけばよいのでしょうか。
そこで、ポイントとなるのが「ブランドジャーナリズム」という考え方です。ブランドジャーナリズムに明確な定義はありませんが、ここでは「自社ブランドを自社自身で報道する」こととしてお話を進めていきたいと思います。
ブランドジャーナリズムの考えでは、商品・サービスなどに関するコンテンツではなく、ユーザーにとって「有益」であり、「楽しんでもらえる」あるいは「生活や仕事で役立つ」コンテンツを発信します。
企業の商品やサービスに直接関係しないコンテンツでも、ユーザーが有益かつ面白いと感じる内容を積極的に発信することで、今までまったく認知されていなかったユーザーにリーチできたり、顧客の満足度を向上させたりすることができます。こうすれば、既存のセールス寄りコンテンツのようにユーザーが離れてしまう心配もありません。
従来、報道活動をできるのはテレビや新聞などのマスメディアに限られていました。しかし、テクノロジーの発展とともにユーザーはマスメディアだけでなく、ネットメディアも駆使して情報を収集できるようになりました。その結果、多くの企業がマスメディアと同じように、ユーザーに対し直接コンテンツを伝えることが可能になりました。
そして、このような情報を発信する場として最適なのがオウンドメディアなのです。
ここでは、オウンドメディアがPRコンテンツとして最適な4つの理由をご紹介します。
自社のオウンドメディアを持つことでユーザーに直接コンテンツを届けることができます。自社からコンテンツを届けているため、信頼性が高いのも特徴です。
直接商品やサービスに関係のないコンテンツでも自由に追加することができます。会社についての情報はもちろん、ユーザーにとって役立つ情報や、会社の強みとしていることなど、オリジナリティあふれるコンテンツを発信しましょう。
「企業がコンテンツマーケティングを活用する4つのメリット」の記事でも紹介させていただきましたが、コンテンツは追加し続けることにより、自社の資産となります。契約期間が過ぎると消えてしまう広告や、オウンドメディア以外の媒体との違いはこの点にあります。
アクセスを獲得し続ける限りユーザーを継続して獲得できるのは、オウンドメディアの大きな魅力と言えるでしょう。
積極的に自社の情報を発信することで、ブランディングや他社との差別化につなげられます。また、オウンドメディア上でユーザーと関係を築けると、商品やサービス以外の付加価値を作りあげることができます。また、オウンドメディア自体を自社独自のカラーにカスタマイズすることで、自社の独自性も伝えることも可能です。
自社がどのような企業で、どのようなことを強みとしているのかをオウンドメディアで表現すれば、ユーザーから共感を得ることができ、結果的に自社ブランドの浸透につながります。
オウンドメディアの運用は、長期的に取り組んでいかなければならないので、コンテンツマーケティング同様、根気が必要です。
ですが、コンテンツの自由度が高く、自社のカラーをアピールすることができるというメリットがあります。これにより、自社ブランドを確立することも可能です。膨大な情報があふれる中で、自社コンテンツを目立たせ、多くのユーザーにリーチしていきたいと思ったら、オウンドメディアを活用してみませんか。
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